●事業構築・事業改善●
期待される効果
- 既存事業の重要要素が確認でき、取引の優先順位が明確になる。
- 重要要素や留意点への対策などから、将来必要となる人材像が明確になる。
- 必要業務を内部で対応するか、外部協力に委ねるかなど、効率のよい事業構造ができる
- 事業承継などで現経営者と次世代の経営者が、事業の現状と将来の共通認識を持つ。
- 自社事業を紹介する際に、現在の提供価値と将来方向を軸にまとまった説明ができる。
内容
既存事業の内容を多面的に検討し、 1.事業の基盤(重要要素)の確認、2.今後の成長・拡大余地の検討、 3.事業推進上の留意点(危機管理の視点)の確認などをまとめ、具体的な対策を立案の上、 それを実践する組織体制・外部との関係構築などをご支援いたします。
既存事業の構造確認・棚卸しの概念図
外部協力
アウトソース先
外注、物流、広告
アウトソース先
外注、物流、広告
インプット
仕入、調達
原材料、施設・設備
仕入、調達
原材料、施設・設備
内部プロセス
社内業務
製造、加工、サービス
社内業務
製造、加工、サービス
アウトプット
販売先・提供物
製品、サービス
販売先・提供物
製品、サービス
主な取り組み要素
- 事業の基盤の確認 = 事業の維持・継続に欠かせない要素(経営資源)は?
- 成長・拡大余地の検討 = どこを強化すれば事業の提供価値を高められるか?
- 留意点と対策の確認 = 事業の持つ潜在リスクとその対策はどう準備すべきか?
●新事業構築●
期待される効果
- 新事業構想の目的、取り組み意義、既存事業へのプラス効果などが明確になる。
- 必要な経営資源を洗い出し、自社が対応する範囲と 外部協力を得る範囲が明確になる。
- 社内に新事業開発の体制を作ることで、社内認識が統一され、取り組み意欲も上がる。
- 優先順位・時系列を含めた、新事業開発のための行動計画ができあがる。
- 新事業開発による事業採算の確認や、定性的な取り組み効果などを広く確認できる。
内容
新たな事業を開発する際に、 1.事業目的と取り組み意義、2.新事業を実現させるための必要事項、 3.事業を成功させる条件などを確認し、具体的な対策を立案の上、 それを実践する組織体制・外部との関係構築などをご支援いたします。
新事業構築の概念図
- 新事業の
大まかな 構想・発案 - ・新事業の目的確認
(収益、新分野、既存事業への波及効果、など)
・開発意義と新事業の市場性の確認
- 必要な
経営資源の洗い出し - ・新事業にかかわる社内体制
・人材の確認・計画
・必要な投資(設備・技術など)=開発資金の確認
・外部との協力・共同の可能性・範囲も検討
- 事業開発の
行動計画の作成 - ・社内準備チームの発足(将来の事業担当候補)
・必要な投資準備(調達のための調査)
・外部折衝(取引先、金融機関、外注候補など)
・採算性の検証と新事業の事業計画の作成
主な取り組み要素
- 目的と取り組み意義 = 何のための事業か、当社にとっての事業開発意義は?
- 必要事項の洗い出し = 必要な人・モノ・金・情報とその調達・確保の手段は?
- 事業採算と行動計画 = 開発の行動計画、採算条件を確認する事業計画は?
●海外取引●
期待される効果
- 自社で対応可能な範囲を設定し、現実的な海外取引の構図を具体的に作ることができる。
- 既存の海外取引の将来性やリスクを認識し、より的確な事業推進方法を確立できる。
内容
輸出であれ輸入であれ、海外との取引の新たな検討や、 既存の海外取引の将来方向の構想づくりなどを、豊富な海外業務経験をもってご支援いたします。
事業要素 | 輸出 | 輸入 |
事業の位置づけ | 社内の海外事業の位置づけ(売上高比率、収益比率、人員比率・・・) | |
事業目的の確認 | 販売市場の拡大・・ ・ | 独自商品の確保、コストダウン・・・ |
市場性 | 仕向国での市場性(顧客設定) | 日本国内での市場性(顧客設定) |
実施体制 | 社内の貿易対応人材の確保・育成 = 育成計画の作成 貿易上の外部協力 = 商社、通関業者、地域スペシャリスト・・・ ※ 上記にともなう社内コストの確認 | |
商流/物流の確認 | 当該国との輸送の手段(複数)、質、所要時間・・・ 資金負担を含めた、金の流れ・時期の確認 | |
不確定要素 | 為替(通貨)、政情・政策、取引先への信頼(関係維持の手段)・・・ | |
ノウハウの保全 | 機密事項、模倣禁止、市場アプローチなど、独自ノウハウの保全対策 | |
契約 | 書面合意すべき内容の確認、準拠法、契約書の言語・・・ | |
取引リスク | 代金回収リスク対策(決済条件) | 品質リスク(出荷前確認対策) |
将来見通し | 対象市場(輸出=海外、輸入=国内)の将来変化の予測・想定・・・ |
主な取り組み要素
- 事業目的・位置づけの確認 = 事業の目的と社内における海外取引の重要性は?
- 実施体制 = 社内で対応可能な範囲、必要な外部協力は?
- リスクと対策= 取引・変動要因・契約合意上のリスクとその対策は?